奈良で「事始め」!

文化教室 瑞月

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奈良で「事始め」!

瑞月のブログ

2018/12/10 奈良で「事始め」!

 

今年は、参加者の少ない「事始め」となりましたが、

みなさんの心は来年への希望に^^燃えています。

 

「事始め」というのは「芸能の世界の新年のお祝い」の行事です。

お江戸と、上方では、日にちが違うのですが、

関西は、12月13日の日に、執り行われることが多いのですが、

私たちの会は、お仕事をお持ちの方もいらっしゃいますので

皆様の、お休みの日に行っています。

 

事始めの意味はと、申しますと!

 

1.物事に初めて手をつけること、手始め、着手

2.新しい仕事にとりかかること,物事のはじまり

 

といったように何か物事を始めたり新しい仕事をするという意味でつかわれる他に

 

御事始め(おことはじめ)という意味も存在しています。

 

御事始めというのは一体何なのかと言えば

 

江戸時代に行われていた
江戸で陰暦12月8日、上方では12月13日に

すす払いをして正月の準備を始めることなんです。

 

年を司る神様の年神様を迎えるために12月8日に正月行事の準備を始めるのが

事始め

ということなのだそうです。

 

そして後片付けもすべて納めるのが2月8日の「事納め」となっています。

 

ちなみに「事」というのは祭りあるいは祭り事を表す言葉でコトノカミという神を祭るお祭りで、

コトノカミという神を祭るお祭りが12月8日と2月8日の2回あり、「事八日」,「事の日」などと言われているのだそうです。

 

そして、私の会では、1年の締めくくりとして、1年の成果発表を、一人づつ、

会員さんたちの前で、ご披露することにしています。

 

 そんな^^堅苦しいものではなく、和気あいあいと、楽しんで取り組めるようにしています。

 

そして、皆さんと一緒に「食事」を頂き、1年の反省と、来年の抱負を語りあう機会にしています。

 

 

そして、来年も、皆様のご健康と、ご多幸を願って、お開きとしています。

 

このような行事は、だんだんと簡略化され、大切な日本の文化が失われつつあります。

微力ながら、少しでも良い風習を、会員様には体験していただき、日本人として文化を大切にする心を

持ち続けてほしいと願っています。 この頃は「外国」に習ってなんでも真似をするような所が多く見受けられます。

日本人というのは、素晴らしいDNAを、持って生まれているのです。

先人たちの残した素晴らしい文化を受け継ぎ、次の世に伝えていきたいと思っています。

 

文化の灯を、ともし続けたいと、みんなで頑張りたいと思った「事始め」の1日でした。

 

皆様も^^、そんな「素朴な文化」に、ご一緒いたしませんか~💖

 

 

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