本日は「大和小泉駅前教室」で「書」のお稽古の日でした。 6月6日の「稽古始め」は、伝統芸能の世界で始まりました。 ところで稽古って何でしょう。 三味線に琴に・・・「書」の「お花」。。。etc・・・ おけいこって何気なく使っていますが、実は深い意味があるんですね。 稽古とは単なる反復練習ではない 日常的に使う稽古という言葉。 実は、稽古とは、ただ繰りかえし練習するという事ではなく!」 「稽」は「考える」ということ、「古」は「古い」ということ。 「稽古」は「古(いにしえ)を考える」 という深い意味だそうです。 稽古とは、楽器や舞踊などの芸能、そして、武術など、単に技術だけを学習するに留まらず、 古くから伝わる書を読み、ものの道理や、儀式・法制・作法などの決まりや習わし、 またあらゆる先例を学ぶこと、それら全てなのです。 つまり、スキルだけ身に着けても、上達しないし、本物になれないということです。 習い事の由来や歴史を知り、伝統を大切にし、人間的成長を伴ってこそ、 芸事は身に付くということを、昔の人は言い伝えてきたのです。 稽古始めを言い出したのは、世阿弥(ぜあみ)💖 稽古始めを言い出したのは、さてさて…誰なのか? さかのぼると・・・世阿弥に行きつきました。 室町時代に能を大成した世阿弥は、「風姿花伝」という能の理論書を記し、 その冒頭が、子どもの成長に合わせた芸のお稽古の有り方を説く「年来稽古条々」 (ねんらいのけいこのじょうじょう)だそうです! ★この芸において、おほかた、七歳をもてはじめとす★ 「習い事を始めるには数え7歳(つまり満6歳の年)がもっとも良い」と説いています。 「6歳の6月6日」は室町時代の世阿弥に始まっていたのです。
本日は「大和小泉駅前教室」で「書」のお稽古の日でした。
6月6日の「稽古始め」は、伝統芸能の世界で始まりました。
ところで稽古って何でしょう。
三味線に琴に・・・「書」の「お花」。。。etc・・・
おけいこって何気なく使っていますが、実は深い意味があるんですね。
稽古とは単なる反復練習ではない
日常的に使う稽古という言葉。
実は、稽古とは、ただ繰りかえし練習するという事ではなく!」
「稽」は「考える」ということ、「古」は「古い」ということ。
「稽古」は「古(いにしえ)を考える」
という深い意味だそうです。
稽古とは、楽器や舞踊などの芸能、そして、武術など、単に技術だけを学習するに留まらず、
古くから伝わる書を読み、ものの道理や、儀式・法制・作法などの決まりや習わし、
またあらゆる先例を学ぶこと、それら全てなのです。
つまり、スキルだけ身に着けても、上達しないし、本物になれないということです。
習い事の由来や歴史を知り、伝統を大切にし、人間的成長を伴ってこそ、
芸事は身に付くということを、昔の人は言い伝えてきたのです。
稽古始めを言い出したのは、世阿弥(ぜあみ)💖
稽古始めを言い出したのは、さてさて…誰なのか?
さかのぼると・・・世阿弥に行きつきました。
室町時代に能を大成した世阿弥は、「風姿花伝」という能の理論書を記し、
その冒頭が、子どもの成長に合わせた芸のお稽古の有り方を説く「年来稽古条々」
(ねんらいのけいこのじょうじょう)だそうです!
「習い事を始めるには数え7歳(つまり満6歳の年)がもっとも良い」と説いています。
「6歳の6月6日」は室町時代の世阿弥に始まっていたのです。
なんでも、調べてみると、奥が深いですね。
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文化教室 瑞月
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