奈良の観光ガイドを務める李さん！

先日１本の電話が鳴りました。

まだ、流暢とは言えませんが　相手の意図は、ちゃんと理解できます。

「華道習えますか？」という事でした。

 

HPを見て、電話をして下さったのだそうです。

お電話では「ひとまず体験してみて下さい。」と、お伝えいたしました。

 

先日２２日の朝から、体験に来てくださいました。

少し、控えめな感じの女性でしたが、笑顔がとても、かわいらしい

瞳の済んだ、お嬢さんでした。

 

大変熱心で、一生懸命メモをとり、私の一言一句を逃さないように

記録しているように感じました。

 

生花の基本の、ポイントや理論をお話しさせていただいたあと、

まずは、私の生ける様子を見ていただき、形を覚えていただきました。

 

そして、いよいよ「真似て」生けていただきました。

この度の「花材」は「赤芽柳と中輪菊と、小菊とストック」です。

 

とっても、素晴らしい観察力で、綺麗に生けられました！素晴らしい感性です！

 

華道終了後、「己書」も体験してみたいと、おっしゃって下さいましたので

続いて「己書」も、体験していただきました。

 

左利きの彼女も、難なく「筆ペン」に慣れてくださいました。

 

筆ペンが、やはり、珍しいらしく「購入して帰ります」と、薄墨と黒字を、お持ち帰りになられました。

 

体験終了後、お友達と待ち合わせ時間まで１時間ほどありますと、おっしゃいましたので

色々と、日本に来たきっかけや、お仕事の事を話して下さいました。

 

台湾の大学で日本語のお勉強をされ、インターネットでお仕事を探され

最初は和歌山のJR和歌山駅で「案内＝インフォメーション」をなさって、そののち

奈良に興味を持たれて、今は「奈良の案内」を、しておられます。

 

そして、日本の文化に、どんどんと興味を持たれて、まずは「お花」を習いに来てくださいました。

そして、己書！

 

来年は「三味線」を、触らせてほしい！とおっしゃって、お帰りになりました。

台湾では「フルート」を少し習ってらっしゃったようで、和楽器にも興味を持っていただけたので

ありがたいでした。

 

この頃は、外国人の方が日本の文化に興味を持って下さる方が多いと聞き及んでいましたが

もっと、もっと、日本文化のすばらしさを、伝えていきたいと思いました。

 

 

外国人の方のみならず！　日本の皆様も、自国の文化にもっと興味を持っていただけたら

どんなにうれしい事でしょう！

 

文化教室「瑞月」は、あなたとお会いできるのを楽しみにしています！

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