さて！来年も奈良から発信！

 

今日は朝から、甲子園の「井上師範とそのお弟子さん」が、来年２月の試験課題の練習にお越しくださいました。

午後から「七福神羽子板」を描きに、市内の矢追師範が教室にいらっしゃいました。

 

この己書も、徐々に広がりを見せ、各地で「道場」が開かれています。

己書の良いところは、どこの道場に習いに行っても構わないという、新しいシステムです。

普通「お稽古事」と言いますと、一つの所で、一人の先生に師事して習うのが普通のしきたりでした。

私も、一番戸惑ったのは、「古典の世界」の「お稽古事」ばかりを教えさせて頂いていましたので

あちこちと、いろいろな先生の所に教えを乞うという事が、なかなか理解できず、気が進まない部分もありました。

しかし、その良さがわかると、それぞれの先生の良い部分を学ぶことができ、自分のスキルアップにつながるという事が

明確に解ってきました。

それぞれの師範が持ち合わせている「個性」の、良い部分を「盗める！」という所です。

昔から「芸は盗むものや！」といわれて「古典芸能の世界」で、やってきましたが、この「芸を盗む！」部分は

己書も同じです。　来年は、私も「石川五右衛門」真っ青の「大泥棒」になりたいと思っています。

 

そして、習って下さる生徒さんたちも、私から盗めるところは大いに「盗んでいって！」欲しいと願います。

お互いが切磋琢磨しあいながら、共にスキルアップできる講座でありたいと、常に願っています。

 

　１０人１０色で、人それぞれ、考え方や物の見方は、違えども、己書の共通点は

「筆で、みんなを笑顔にする！」事なんです！

素敵な言葉、元気の出る言葉、癒される言葉を書くことで、魂が浄化される気がします。

そして、心が軽くなり、気持ちが晴れやかになります。

 

また、集中して文字を描いたり、絵を描いたりすることで、頭の中が空っぽになったような感覚になり

「無」になれる一時であると感じます。まるで「写経」のような感覚です。

 

そして、描き終わったときの「達成感」は、まさに「最高！」

 

また、皆さんの作品を拝見しながら、褒めあったり、認め合うという行為が、実に不思議な位、自分も嬉しくなるのです。

相手を認めるという事が、こんなにも嬉しい気持ちになれるなんて「己書」を習ったからこそ、

味わえるようになった感覚なんです。

 

今までは、指導というと、ついつい「悪い所を見つけて」それを「修正する」というのが、

お決まりのような物でした。

 

しかし「己書」は違います。その方の素晴らしい部分を見つけてあげて、

「イイネ」するのが己書なんですよね～！

 

己書では「間違い」は何にもないのです。

あなたの出来上がった作品が「正解」なのです。

貴女の「個性」を認め「世界で一つしかないオンリーワン」が、出来上がることが、一番！

それが「己書」なんです！

 

あなたも是非！　一度！　「己書体験」においでください！

お待ちしています！